シンクロフィットって?
2008年ソフィから発売された「シンクロフィット」は、デリケートゾーンに挟んで使うことで、吸収力をプラスしてくれる新感覚の生理用品です。
ナプキンと併用することで、約2時間分の吸収力がプラスできる画期的なアイテム。
デリケートゾーンに挟むだけなので体内に入れる必要がなく装着が簡単で、タンポンに抵抗がある方にもおすすめのナプキンとタンポンの間くらいの生理用品と言えると思います。
ナプキンよりもコンパクト!
シンクロフィットの大きさは、13.5cm×3.5cmくらいで、ポケットやポーチなどにも余裕で入ります。
とてもコンパクトなのに加えて、包装紙・製品ともに使用後は水洗トイレに流せるので、ゴミの処理を気にする必要もありません。
シンクロフィットの使い方
裏側にある指ポケットに中指を入れる
シンクロフィットを裏返すと、中指を入れるためのポケットがあります。
このポケットに指が止まるところまで中指を差し込みます。
デリケートゾーンに押し当てる
中指の腹の部分が膣口に当たるようにセットします。
指を抜く
膣口へフィットさせ、指をゆっくり抜いて本体が膣口に固定されたらOKです◎
シンクロフィットの口コミは?
シンクロフィットを使った私の感想
持ち運びに便利
コンパクトなので持ち運びに便利!ポーチを持ち歩きたくない時もポケットに入れられるし、ハンカチにも包める。飲み会とか学生さんとかが“ナプキンを持ち歩いてる感”が少し嫌だな〜って時にすごく良いと思います。
お風呂上がりに使える
生理中のお風呂上がり問題ですが、シンクロフィットをお風呂上がりにサッと挟むことで解決しました。ゆっくり体を拭けて焦って着替える必要がなくなりました。着替えの横に置いても邪魔にならないのも◎
トイレに流せるのがありがたい
本体&個包装どちらもトイレに流すことができるのが想像以上に便利でした。トイレに座った時にそのまま外れてくれるので触る必要もなく手が汚れずスピーディー!付ける時も手が汚れず、個包装もそのまま流せるので衛生的だと感じました。
ドッと出ても安心
ふいにドッと出てヒヤッとしてもデリケートゾーンを伝うことがなくしっかりと受け止めてくれるので安心感がすごいです。夜もシンクロフィットをプラスすることで、横向きになっても漏れることがなく後ろの不安感も軽減されました。
シンクロフィットはズレる?
「挟むだけ」なので、やはりズレるのでは?という不安があると思います。
実際に使ってみたところ、想像に反して全然ズレません。
体勢が不安定な夜や、立ちっぱなしの時など様々なシーンで使ってみましたがズレることがなく一般的な動きであれば基本的にズレて落ちてしまったりという心配はいらないと思います。
シンクロフィットは違和感がある?
次に気になるのが、違和感についてです。
違和感に関しては、確かに装着した直後は“挟まっている感”があります。
しかし、装着して経血を吸収すると柔らかくなって馴染むので全然気にならなくなりました。
あとは慣れ次第かな〜と思いました。
シンクロフィットの吸収力は?
どれだけ便利でも吸収力がないと意味がありませんよね。
では「実際どの位吸収してくれるのか?」という所についてまとめてみたいと思います。
今回は、5mlと20mlの色水を実際に吸収させて比較してみていと思います。
花王の調査によると1度の月経期間の経血量は平均82.5g。多い日で1日30g、期間中の合計経血量は50~100g程度といわれています。
(※生理用品研究所のレビューでナプキンに吸収させているのは全て20mlです。)
5ml
5mlを吸収させてみるとこんな感じ。ナプキンに漏れることもなくシンクロフィットのみで吸収できています。前述の通り多い日でも経血量は1日30g程度なので、トイレ〜トイレ位の間隔の経血量だとナプキンに漏れることなく使えそうですね。
20ml
次に20mlを吸収させてみるとこんな感じです。ナプキンのサイドにやや漏れているのが分かりますね。しかし大幅に漏れることはなく、プラスアルファとしては十分だと思います。
今回の検証で使用したのが「センターインコンパクト1/2 羽つき 24.5cm」です。シンクロフィット無しで20ml吸収させたのが左、シンクロフィット有りが右です。こうやって比較すると、有ると無いではかなり違いますね。
シンクロフィットのデメリットは?
高い
シンクロフィットのお値段は、12枚入りで265円。1枚あたり約22円。今回吸収力の検証で使用した、「センターインコンパクト1/2 羽つき 24.5cm」が1枚あたり約21円なので、昼用のナプキン1枚と同じくらいの価格です。トイレの度に交換するとなるとやや高く感じるかもしれません。
少ない日はもったいない
トイレの度に交換することになるので、量が少ない日やカフェなどで飲み物を飲んでトイレが近くなって短時間しか装着してない場合は、あまり吸収する前に交換することになります。そういう場合は少しもったいなく感じます。
取り扱いが少ない
一般的なナプキンと違い取り扱いが少ないのがマイナスポイント。コンビニなどで買えたら良いのにと思います。そのため見かけた時にまとめ買いするか、ネットで注文するのがおすすめです。
商品詳細
個数:12個
参考価格:265円
1枚あたりの価格:22円