深刻化する『生理の貧困』
国際NGOプラン・インターナショナルが発表した「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査」では、36%が生理用品の購入をためらったことがある、または購入できなかったと回答。
コロナの影響による失業や、収入の減少などの経済的な困窮で生理用品の購入が難しくなっている女性たちの「生理の貧困」が浮き彫りになりました。
36%が生理用品の購入をためらったことがある、または購入できなかったと回答
「購入をためらったことがある・購入できなかった」割合は、 回答者の35.9%に上りました。「収入が少ないから」(11.2%)、「生理用品が高額だから」(9.0%)、「お小遣いなど自分が使えるお金が少ないから」(8.7%)、「他のことにお金を使わなければならないから」(8.4%)といった経済的理由の他に、8.9%が「恥ずかしいから(購入できない、親に購入を頼めない)」などスティグマを起因とする理由をあげました。
生理用品を寄付しませんか?
調査結果からも分かる通り、金銭的な事情や環境的な要因で生理用品を手にできない女性はとても多く存在しています。
本来、生理用品は生活必需品でありトイレットペーパーのようにどこでも誰でも平等に使えるべきだと思いますが現実的には平等に渡っていません。
そこで、使用予定のない生理用品がある方はぜひ生理用品の寄付を募っている団体に寄付してみてはいかがでしょうか?
開封済みでもOK?
1度使ってみて合わなかった場合など開封してしまったけれど未使用の生理用品があるという場合も寄付できるのかというのを疑問に思う方も少なくないのでは。
開封済みの生理用品の寄付は受け付けている団体とそうでない団体があります。
団体ごとに規則が異なるため詳細ページを確認して寄付してくださいね!
①生理用品無料配布プロジェクト
住所:〒042-0932
北海道函館市湯川町3丁目24-9 2F
MinaMina
電話:0138-76-9562
②一般社団法人Colabo
下記のフォームから支援希望の旨を連絡してください。
③NPO法人もったいないジャパン
〒253-0071
神奈川県茅ヶ崎市萩園1642-2
TEL:0467-38-7222
NPO法人もったいないジャパン
※プライバシーが気になる方は匿名でも構いません。
(大きいサイズの物や寄付する量が多い場合に関してはお問合せ下さい)
④NPO法人不用品の物品寄付で明るい社会を築く会
〒358-0032
埼玉県入間市狭山ヶ原217-1
NPO法人不用品の物品寄付で明るい社会を築く会
04-2997-8788
⑤一般社団法人 インテグリティ
〒301-0048
茨城県龍ヶ崎市川崎町120-2
一般社団法人インテグリティ
0297-86-6475
⑥NPO法人ワールドギフト
ご自宅での集荷をご希望の方は、希望日・時間帯に宅配業者がお客様のご自宅まで集荷に伺いますので、お荷物をお渡しください。
ご自身での発送をご希望される方は、「お申込み後」ご都合の良い時に送って下さい(詳細をお伝えします)
生理用品をみんなの手に
度々メディアでも取り上げられるようになった「生理の貧困」ですが、実際に自分たちにできるのはなんだろう?と思った方も少なくないのでは。
もし手元に使っていない生理用品がある方は、この機会にぜひ寄付してみてはいかがでしょうか?
※他にも生理用品を寄付できる団体をご存知の方はぜひコメント欄より情報をお寄せいただけると幸いです!